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ビットコインは76万円台まで高騰、異常な強さにある「5つの理由」と今後の展望

2019/ 05/ 11
                 






ビットコイン高騰理由を考察

ここ最近のビットコインは、伝統金融商品と比較して極めて強いパフォーマンスを叩き出しているが、その背景には何があるのか。

1. 大手取引所の需給面

大手取引所の需給面がロング優勢とされる理由には、以下のものが挙げられる。

bitFlyer:乖離率(現物とFXの乖離)

BitMEX:ファンディングレート

bitfinex:LS比率

2018年10月時点で、約半数の認可済み仮想通貨交換業者で仮想通貨の証拠金取引が提供されており、国内の仮想通貨取引全体の内、証拠金・信用 ・先物取引は実に81.61%を占めている。(現物取引は18.39%)
 

2. 中国のマイニング状況

マイニング状況の変化

昨日の市況でも解説したが、市場の状況を後押しする可能性があるのが、2017年末の下落で急落し下落要因となったビットコインマイニングハッシュレートの状況である。

ビットコインハッシュレートは、2019年の相場回復に比例して回復傾向にあるが、マイニング業者の大多数が拠点を構える中国において、6月から豊水期が控えている。

豊水期とは、中国の雨季に伴い水力発電の電力量が多く変動し、電力代に大きな差が生じる時期である。ビットコインマイナーが拠点を構える四川省や雲南省などは特に水力発電が活発な地域であり、ビットコインマイニングの最も重要なランニングコストである電力代が大きく下がるため、マイナーの損益分岐価格が大きく下がる可能性がある。

この影響は中国マイナーに大きく影響するほか、マイニングハッシュレートの回復に大きく寄与する可能性がある。


3. 株式市場のリスクオフ

国際株式市場では、米中貿易戦争の激化とそれに伴うリセッション(景気後退)リスク、英国のブレグジット(EU離脱)問題などで地合いが急悪化している上、このような先行き不透明感や相場の不確実性は当面拭えそうにない。

そんな中、ポートフォリオを縮小した投資家の資金逃避先の一つとして、直近数ヶ月で最もパフォーマンスに優れ、今後数カ月での値上がり益が期待できそうな金融関連商品である仮想通貨(ビットコイン)が選択肢に入るのは、それほど不自然ではないだろう。

ビットコインは、特に通貨不安を抱える新興国において、金と近い性質を有する「デジタル・ゴールド」と見られることがあるが、そのボラティリティの高さから「リスク資産」としての側面も強い。昨年11月と今年1月に世界同時株安に見舞われた際には、仮想通貨市場で相関性も見られた。

1つの事例としては2018年12月25日、株式市場における”史上稀に見るリスクオフ”の動きに同調したビットコインは、一時前日比4万6000円(9.95%)安を記録、東京株式市場の大引け後に落ち着きを取り戻すなど、高い相関性を見せていた。


4. USDTの乖離減

1ドルの価値を持つ仕組みのUSDTは、基本的に1USDT=1USDを保つ動きをするが、問題発生時にこれまで何度も大きく乖離する状況が見られていた。直近では、USDTの乖離が縮小し始めており、テザーに関する懸念後退を示している。

バイナンスハッキングの件を含め、ネガティブサプライズでの急落時に「買いの強さ」が確認できることは、明らかに以前までの市況と異なり、センチメントの大幅改善を雄弁に物語っている。


5. BTCドミナンス急拡大


アルトドレインで、上昇の一途を辿っているビットコインドミナンス(占有率)。

BTC建ての主要アルトはBTCと相対的に軒並み弱く、特に「XRP/BTC」は極めて軟調な軌道をみせており、底値圏では仕込み時と考える投資家が増える可能性もある。


このような通称「アルトドレイン」は2017年のバブル相場でも発生しており、ビットコインの高騰が一服すれば、アルトコインへの資金の逆流入ターンとなり、循環物色される可能性も十分考えられる。

一方で、他のセクターから資金が吸われ続けドミナンスが急上昇する懸念点として、仮想通貨トレーダーの資金移動の結果でもあるため、規制面が整備され新規流入の十分な増加が見込めない限り、BTCの下げにだけ連動してしまうパターンも挙げられる。(ドミナンスについては以下に詳述)

ビットコインのドミナンスは、17か月ぶりの最高値に

仮想通貨市場の時価総額が、2019年内最高となる1900億ドル以上に達している中、ビットコインのドミナンスが急上昇している。現在BTCドミナンスは約58%と、1年5ヶ月ぶりの数値に達した。


ビットコイン価格、次のターゲットは

多くのテクニカルアナリストが、次のBTC価格のターゲットとして6400ドル(約70万円)を掲げている。この水準が重要な根拠としては、「6400ドル」が2018年で最も頻繁に取引されたビットコイン価格である点を、複数のアナリストが指摘した。

「テザーショック」や「バイナンスのハッキング」にも関わらず垂直的な価格上昇を継続するビットコインであるが、その要因の1つを、モルガンクリーク・デジタルの共同設立者、通称Pomp氏は、次のように発言している。


私の予測では、少なくとも1つの大きな政府が甚大な量のビットコインを購入している。最終的には、他のところもそれに続くだろう。


世界最大のカンファレンス「コンセンサス」開催迫る

世界最大のカンファレンス「コンセンサス2019」の開催が、2019年5月13-15日に迫っている。

特に2年前の2017年には、相場に大きな影響を及ぼす重要ファンダが飛び出しており、ブロックチェーン関係者はもちろん、投資家にとっても見逃せないイベントだと言えるだろう。

CoinPost

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